1968年に早川製作所は創業し、「昭和」「平成」、そして「令和」と精密加工とともに生きてまいりました。新たな技術や機械、道具と出会いながら、お客さまからの様々な製品依頼やご期待に真摯に向き合ってきました。「期待」を超え、「信頼」を得て、「安心」を与えられる。そんな企業を目指し、昔ながらの技術を受け継ぎ、最先端の技術を生み出し、日々挑戦を続けています。
「生産ラインが止まってしまった!」「機械組み立て時に不足部品がでてしまった!」など、お困りになったときは是非、早川製作所を思い出してください。私たちには超短納期に対応できる技術と経験、そして設備があります。製品によっては朝ご注文を頂きその日のうちに製品をお渡しできることもあります。
超短納期対応ができる理由(1)
機械は日々進歩し最先端の工作機械が生み出されプログラミングによる機械制御を行い自動化が進みました。もちろん弊社も最先端の機械を導入し技術を磨いています。しかし自動機はどうしても加工段取りが多くなり、短納期のご依頼が来たからといって途中でストップするには大変なコストと手間がかかります。また自動機が多くなり、時代のためか昔ながらの「汎用工作機」を高い技術で扱える職人は減ってきています。そんな中、弊社は社員全員が自動機を扱いながらトップクラスの技術で汎用機を扱える職人集団です。汎用機をうまく使いこなし、豊富な在庫材料から切り出し、加工し、お客様にお届けすることが可能なのは、50年続いてきた高い技術力の継承と蓄積の賜物です。
超短納期対応ができる理由(2)
早川製作所には精密機械部品を製作するための機械が多く揃っています。小さな会社ですがなぜ豊富にあるのか…それは古い機械でも現役で動いているからです。会長が1968年に創業した当時の旋盤もございます。そして今でも動きはします。量産品を行わず、単品加工に特化したのも理由かもしれませんが、弊社では終業時に毎日機械を清掃しています。数年前に最新設備の機械へ入れ替えを行った際には工作機械メーカー様から「こんなに大切に使って頂いて本当に感動しました!」とお褒めの言葉を頂きました。機械を大切にすることにより、豊富な設備を維持し、そして超短納期に対応するためにベストな機械を選択し、フリーの状態の機械ですぐに製作に取り掛かることが出来るのです。
超短納期対応ができる理由(3)
早川製作所には様々な設備があります。そしてそれをトップクラスの技術で扱える職人がおります。旋削加工や切削加工、放電加工、研削加工やその他様々な加工工程を社内ですべて行うことができます。また社内ですべて完成するため社内での情報をスピーディーに共有することで超短納期での製作が可能となっております。
超短納期対応ができる理由(4)
早川製作所では単品加工、小ロット加工に特化した特別な生産管理システムを導入しています。これによる工程管理と発注管理、納期管理を行い短納期依頼のご期待に応えられる環境を整えています。また長年に渡り、広げてきた幅広いネットワークがあります。各種表面処理や特殊加工の短納期対応もしっかりと協力会社様に交渉し最善の納期でお応えすることが可能です。
「うちは加工屋だけど、頼まれたら自転車のパンク修理だって本気でやるんだ!」これは会長に言われたことです。会長は断らない人です。だからこそ、今の早川製作所があります。加工材質も高硬度材から柔らかいゴムまで全ての加工を社内で行います。一般的には加工が難しい加工品や行ったことのない加工だとしても、考え、挑戦します。また、使用目的や使用状況を丁寧に伺い、培ってきた経験と知識を用いて、違ったアプローチなどをご提案することもできます。無理とは言いません。出来る方法をご提案いたします。早川製作所は学ぶ欲を忘れず加工技術の向上はもちろん、体制作り、人間成長、常に探求心を持ち、挑む意欲と考えることを忘れません。
早川製作所は50余年という歴史がありますが現在は平均年齢30代前半の世間様からみると非常に若い会社です。会長とともに早川製作所を長年支えてきていただいた方々は、定年を迎え引退されていきました。そして、私たちに技術を継承していっていただきました。現在の社員は若いときに機械と責任を任されたことで非常に成長出来ました。私たちは若いからこそ、今しか出来ないこともあるのでは?と考え、日々挑戦しています。若いからこそというのもありますが、行動力では負けません!